私の恋~あなたを守りたい~
私にとって大事な彼についての別のストーリー
ふと思い出したのは、
「あの人を守りたい」という気持ちになったこと。
私より大人だけど、守りたい存在だった。自分の夢とかすべてを捨ててもいいって初めて思った人だった。
その前に好きだった人は、私が我が儘を言えた初めての人だった気がするのだけど、距離が遠いということが理由で、いろんなことを踏みとどまっていた。
距離すらこえて、夢すら捨ててでも、その人を選べると思えたんだったな~。
強くて弱い。
格好いいところも、格好の悪いところもみてた。
上っ面のところも、すっぴんに近いところもみてきた。
ダメなところもみても、嫌いになるどころか、守りたいって思ったんだった!
そんな風に誰かを好きなってたなんて自分がびっくり!
これまで好きになった人と何が違うんだろう。
ある人と比べてみても、実は今は違いがわからなかったりする。
その”ある人”のダメなところもたくさんみたけどな~!
あ~だけど、なんとなくなんとなくだけど、優しさが違うんだろうな。見ているものが違うんだろうな。友達としては一緒にいれるけど、パートナーとしては一緒にいてもわかりあえないんだろうな~。
なにがそうなのかはわからないけど、そんな気がする。
私はきっと”あの人”には心を開けなかった。
そう考えると、私にとて大事な人は、私の人生にたくさんのことを伝えてくれた人。
大きな決断をしたのも彼のおかげ。
素直に従えるんだろうな~。
上っ面の会話しかしてなかったな~。きっと今だったら、いろいろ聞けて、いろんな表情をみれたんだろうな。
奥さんを選んだ理由を聞いたら、「自分が苦手とすることをできるから」っていってた。その一つが、「旅行の段取り」だった。
当日、パスポートをもっていくだけでいいっていう感じらしくって。
私にとって、相手に従うことが、男性にとっていいことだっていう固定観念があって彼をたてるために「なんでもいい」という選択をたくさんしていたけど、本当は遠慮してたんだな~って。
「私がいきたいところについてきて文句を言わないならそれが理想」なのに、なんで自分を殺して相手と向き合おうとしていたんだろうか!と思った。
自分を抑えてまで誰かと一緒に人生を歩むなんてできないのに、私、バカだったな!
結局、自己犠牲をしているのか。
そうか、そうなんだな。
今わかった。
パワーストーンセラピーで今クールひいた石の「自己犠牲」。
またやろうとしていた。
自分を大事にしよう。
自分のカラダ、自分の気持ち、自分の志向性、自分の嗜好性。
我慢するのができるから、自分がわからなくなって見失うこともある。
人は、意志の強い人間だと私のことをいうけれど、その意志の強さをダメなことだと思って抑えるくせを思春期に身につけたから、ニョキニョキと顔をだすことがある。
さぁ、自分を大切にしよう。
いきたいところにいき、やりたいことをやり、カラダの声をきき、相手も自分も大切にする。
私は私の流儀でいきていく。