【読書】ぼんくら
高校生の時から、宮部みゆき作品が好きです。
高校生の時は、宮部みゆき作品か村山由佳作品ばかり読んでいた気がします。
あるいっときまでの宮部作品は全部読んでるんじゃないかな。
そんな中、何冊かはまだ手元に残しているのですが、その中でも『ぼんくら』が好き。
大学生のころ、電車に乗っていて、「平安時代の京都駅はどんなだったんだろう」なんて思ったら、なにか情景が浮かんできて涙がでてくるなんていう妄想がすぎるほど日本の文化に興味があったせいか、時代ミステリーってツボなのです^^
5年ぶりくらいに読みだした『ぼんくら』なので、うっすらとストーリーは覚えているけど、こまかくは覚えていなくって、昔だったら気がつかなかった言葉の使い方何かを楽しみながら読んでます^^
ひとりひとりの人柄が浮かぶような描写で好きです。
ただ、江戸時代のことだからこういうのは得手不得手があるだろうな~と。
模倣犯みたいなのより、断然好みなのです^^
あらすじは、
ある長屋でおこる人殺しからはじまり、その長屋からどんどんと住人がいなくなる。
そのあたり一帯を見回るお役人が、その事件を解決していこうとするのだけれど、何十年も前の話にまで遡ったりしていくのです。
で、そのお役人が自称「ぼんくら」なのです。そう!本のタイトルも「ぼんくら」。
自称・ぼんくらお役人は、どう解決していくのか?その周りの人たちの心の動きも面白い^^
で、『ぼんくら』は、シリーズものでして、、、
『日暮し』は読んだはずで、それで終わりかとおもっていたらこの前、古本屋で『おまえさん』というシリーズの続きをみつけてしまったのです!!!
あぁ、読みたい!と古本屋で強く思い、「あ、けどその前に家に『日暮し』あったかな~」とおもったのでおとなしく家に帰り探してみたけれど買ってなく、気がついたら『ぼんくら』を読みふける日々という・・・笑
典型的に大掃除が出来ない人間です。